数多の投資家の経験・知恵から生まれた格言を肝に銘じよう!
株式投資の世界は、投資家が財産をかけて真剣勝負の戦いをします。初心者、中級者、プロなど経験や技術は関係なしに、個人、金融機関、事業法人、外国人、投資信託など、あらゆる投資家が入り乱れて競い合います。そこは、一握りの勝者だけが資産を増やし、その他大多数の敗者は資産を減らす冷酷な戦場です。こうした株式投資の厳しさ・冷酷さの中から生まれて来たのが先人の投資家による「投資の格言」です。
「投資の格言」は、数多の先人投資家の辛酸を舐めるような経験から生まれ出てきた教訓・知恵で、これから投資を始める者はもとより、プロの投資家にとっても大切な「戒め」になります。特に、知識、技術、経験全てが劣る「株式投資初心者」にとっては、これらの格言を肝に銘じる事は重要です。投資をする者にとっては、これらの先人投資家の格言に含まれた深い意味を理解し、実際の投資行動に活用しなければなりません。
代表的格言
- 命金には手をつけるな
- 落ちる短剣はつかむな
- 勝っておごらず
- 相場は明日もある
- 卵を一つのかごに盛るな
- 休むも相場
- 利食ったらすぐに次の銘柄を買うな
命金には手をつけるな / 意地商いは破滅の因 / 急いで儲けようとするな / 動かぬ株に手を出すな / 売り買いは腹八分 / 頭とシッポはネコにやれ / 売り買いは3日待て / 落ちる短剣はつかむな / 鬼より怖い1文新値 / 思いつき商いはけがのもと / 押し目待ちに押し目ナシ
勝っておごらず / 買いは遅かれ、売りは早かれ / 勝とう、勝とうは負けのもと / 下降に転じた相場は下落を続ける / 閑散に売りなし / 株を買うな、時を買え
下げの途中で買うな / 指値注文は取り消すな / 知ったらしまい / 相場は豹変する / 需給はすべての材料に優先する / 上昇に転じた相場は上昇を続ける / 知らないものに投資するな / 辛抱する気(木)に金がなる / 損切りは素早く / 相場は相場に聞け / 相場は最後が大きい / 損を一度に取り戻そうとするな / 相場のカネとタコの糸は出し過ぎるな / 相場の器用貧乏 / 相場を学ぶのに王道なし / 相場は明日もある
高値覚え、安値覚えは損のもと / 試し玉を活用せよ / 卵を一つのカゴに盛るな / トレンドは継続する / 天上3日、底100日 / 眠れぬ株は持つな
投資格言 は行
初押しは買い / 人の行く裏に道あり花の山 / 引かれナンピンスカンピン / 百冊の本は1回の売買にしかず / 冬に麦わら帽子を買え / 下手なナンピンけがのもと
迷いが生じたら売れ / 見切り千両 / 名人は相場の怖さを知る / 目先観で相場を張るな / もうはまだなり、まだはもうなり / 戻り待ちに戻りなし / 持ち合い放れにつけ
休むも相場 / 嫁を選ぶように、銘柄を選びぬけ / 利食ったらすぐに次の銘柄を買うな / 漁師は潮を見る / 利食い急ぐな、損急げ